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秋田市内に複数の店舗を構え、ケーキを中心とした洋菓子からパンまで、季節に合わせたラインナップが豊富なジロー。1970年に創業してから、市内を中心に多くの方から支持されているお店です。 2006年には、秋田市御所野に新たなジローがオープン。 自然豊かで広い敷地に建てられた店舗は、まるで学校のような外観。 季節を感じられる庭やオープンテラスもあり、自然のなかでゆったりとお菓子を楽しむことができます。 外観もさることながら、お店に入るまでのワクワク感を演出してくれる自然豊かな空間は、お菓子と一緒にその場所も楽しんで欲しいという思いから作られました。
数あるお菓子の中から、今回取り上げさせて頂いたのは「秋田ぷりん」。 卵の柔らかな味わいに、ミルクの味をしっかりと乗せたプリンで、サラっとなめらかな食感が絶妙です。 口に入れるとミルクとバニラビーンズの香りが優しく広がります。後味はスッキリとしていながらも、きちんとコクがあるので美味しさが逃げません。 カラメル・プリン・生クリームの3層で変化を付けて、飽きの来ない仕上がりになっており、幅広い年代に楽しんで頂けるプリンです。 このような変化にも、お菓子を楽しんでもらいたいという思いが表現されています。
食感にこだわり、素材同士の組み合わせ方にも研究を重ねたプリン。 さらにジローのお菓子の中でも、秋田の素材を使いたいという強い思いで作られたプリンです。 主原料には、地元・花立牧場のジャージー牛乳と瀧田養鶏場の卵を使っています。 また、なめらかな食感を保つため、繊細なプリンには焼き加減が非常に大切です。窯が変わると、季節に応じて気温・湿度に左右され、調節が非常に難しくなります。 瓶入りのプリンであるため、見た目で火加減がわかりにくく、1年ほどその調整に時間を要しました。 しかしその結果、現在では発売から10年のロングセラー商品になるほどに成長し、県内外から支持されるプリンになりました。
数々の人気商品で人々を楽しませてくれるジロー。 楽しんでもらうことを常に考えるのと同時に、作り手を育てることも大切にしています。 ジローでは若いスタッフが多く活躍しており、修行を重ねたのち、独立してお店を構える職人が多く育っています。 学校のような外観も、多くの人が集まるのと同時に、人を育てる場所であって欲しいという思いを表しています。 また、周辺地域の方々に楽しんで頂く機会を積極的に設け、鍋やスイーツを振る舞うイベントを企画したり、近隣企業との提携を図ったりなど、その地域における活動にも注力されています。 今年もイベントの開催が予定されており、今後のジローからますます目が離せません。
〒010-1412秋田市御所野下堤2丁目1-8 TEL:0120-358-607 HP:http://www.jiro-yozo.com/